新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
先の衆議院選では与党が大敗し、国民民主党・れいわ新選組・維新の会など新しい政党が注目を集めました。これらの政党の公約は、減税と若い世代の社会保険料の軽減、つまり社会保障改革で一致しております。
その背景は、日本の少子高齢化です。2025年は「団塊の世代」が75歳以上になり、65歳以上の高齢者は、3,653万人に達します。私たち中小零細事業者は、この30年間、今の苦難に耐えて頑張れば明るい未来が来る、と言われ続けてきました。低賃金でも、下請け代金が削られても、仕方がないと我慢し、大企業の利益のためにその傘下に組み込まれ、長時間働かされてきました。
そろそろ、考えを変えてもいいのではないでしょうか?世の中は動いています。新しい年がそんな一歩になればと心から願います。会員各位にとりまして、健康で飛躍の年になる事を祈念し、新年の挨拶とします。
令和7年元旦
神奈川県中小建設業協会 会長 木村 隆